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<塾長ブログ>
なぜ、「初見の問題」が解けないのか?
――中高生で点数が伸びない最大の原因とその解決法

2025.09.10

「テストではできると思っていたのに、新しい問題になると解けない…」


これは決してお子さまの能力が足りないからではありません
原因の多くは「学習のやり方」にあります。

 


なぜ、新しい問題が解けないのか?

 

お子さまがつまずく理由は、次のような学習プロセスの不足にあります。

 

 ①暗記に偏った学習

 ②問題文の読み取り不足

 ③自分で考える練習の不足

 ④学習の振り返り不足

 

このいずれも、知識を「できる力」に変えるには欠かせません。

 


必要な勉強法

 

正しく力をつけるためには、次の習慣が大切です。

 

 ①「なぜそうなるのか」を考える習慣をつけること

 ②図や言葉で整理する力を磨くこと

 ③応用問題への段階的な挑戦を重ねること

 ④解いた後の振り返りを大切にすること

 

そして、この中でも特に重要なのが、「解いた後の振り返り」=解き直しのプロセスです。

 

 


解き直しサイクル(最重要プロセス)

 

解き直しを本当に効果的にするためには、次の4ステップが欠かせません。

 

 ①一度解いて丸付けをする

 ②解説を確認して理解する

 ③すぐに“見ないで解けるか”を確認する

 ④少し期間を空けて、再度“自力で解けるか”を確認する

このサイクルを繰り返すことで、知識や解法が「覚えたつもり」から「本当にできる」に変わります。

 


塾の取り組み

 

ただし、この「繰り返し」を子ども自身で徹底するのは難しいものです。
そこでつくば進学塾では、

 

 ①授業内で必ずその場で解き直しを行わせ、講師が“見ないでできるか”を確認

 ②フォーサイト手帳に「再解き日」を記入し、次回の授業で定着度をチェック

といった取り組みで、必ず“できるまでやりきる”学習習慣を身につけさせています。

 


 

まとめ

新しい問題に立ち向かう力は、能力の差ではなく「学習の仕方」の差で決まります。
中でも、解き直しを徹底できるかどうかが最大のカギです。
私たちはそのプロセスを一緒に歩み、お子さまが自信を持って挑戦できる学習習慣を築いていきます。

 

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